HOME > 2002/11/2〜3 走行レポート 八溝山周辺〜北茨城周辺林道群


 今回は前夜発でなく、まだ真っ暗な早朝出発し、東北道那須インターを降りてこれより東に位置する八溝山を目指す。戸中峠を越え県道60号線沿いを走っていると目的地の林道起点に到着した。右折し林道を上がって行く。やはり朝一番の林道は何とも言えない期待感が高まってくる。TMでは林道名の掲載が無かったのでどうなのかと思っていたが、なかなか林道らしい林道で期待以上のダートから始まり、登り勾配から下りになり6.2kmでT字路に出た。ここで初めて今までの林道が大森林道であることを知る。ここは左折し、これまでよりやや広い幅員で、沢沿いのフラットダートを進んで行くと県道八溝山線という標識が幾つか目に入る。右手には久慈川林道鹿ノ又支線などが分岐している。黄色く紅葉した本線のフラットダートを進んで行くとピンクのリボンが地面に点々と続き、計測員がお仕事中だ。どうやら舗装化に向けての下準備をしているようだ。そして、左前方に久慈川林道と書かれた古びた林道標識が現れた。どうやら以前は久慈川林道という林道だったようで、現在は県道に昇格したようだ。再び右手に山に向かって延びる支線が分岐している。久慈川林道極楽沢支線と書かれ、先程の支線どうように3kmちょっとのピストンらしい。今回はこの先の北茨城の林道群のことを考えると寄り道する時間はない。そしてダートは大森林道分岐から4.2kmで舗装に変わった。広場でUターンし大森林道分岐まで戻る。計測員の方達には申し訳ないが挨拶をして通らせてもらい、再び大森林道分岐に戻ってきた。ここから八溝山の山頂に向かってダートを2.6km進むと舗装に変わった。右手には中の沢支線が分岐しているのが見える。舗装路をグングン上がって行くとやや広いT字路に出る。視界が開け、ここは駐車場にもなっているようだ。ここを左折し、更に山頂を目指す。右手には大きく展望が広がる。再び開けたところには林道標識と林道八溝真名畑林道が左に口を開いている。ここからダートに突入してオレンジ色に輝いた紅葉の中を下り勾配で進んで行く。左手には木々の間から展望が広がる。やがて沢沿いに降りると左手には北沢林道が分岐し、更に下ると右手に茗荷林道が分岐していたが本線をまっすぐ進む。13.6kmのダートは集落の手前で終わり、集落の間を縫って走ると久慈川を渡り国道118号線に出る。ここを南下し国道349号線を東に進み坂を上がって行くと、入宝坂の途中から左手に分岐する林道金沢入宝坂線を見つけた。これから向かう板庭入宝坂線の前に試しに進んでみよう!ダートに入ると樹林帯で展望どころか両側から張り出した薮枝がうるさい。 そして3kmで舗装になり山野井の集落に出て、再び国道118号線に戻って来てしまった。今度はここを右折し、北上して南石井駅の先からの舗装路を右折。坂を上がって行くと、目当ての板庭入宝坂線起点に到着。幅員は4m位だろうかそれほど広くはなく、ほとんどアップダウンなく杉の樹林帯の尾根道を進むと左手に大きく展望が開けた。その先、今度は右手に開けて、木野反線が分岐している。探索モードになり木野反線を下って行く。こちらはダート1.7kmで集落に降りついた。ピストンで尾根に戻り、再び進むと所々で展望が開けなかなか感じが良い。やや広くなったところで今度は左手に下る支線がある。看板を見るといくつかの支線があるようのなので、ここも探索モードにスイッチが入る。左の舟見高室線を下ると途中に石井舘谷線も分岐している。まずは舟見高室線を下ると板庭入宝坂線本線からダート1.5kmで下の集落に飛び出た。ピストンで戻り途中の石井舘谷線を探索するとダート1.9kmで下から上がって来る舘谷線にぶつかり、舘谷線の奥を探索するとこちらは舗装路でどん詰まりになった。ピストンですべて戻って、尾根沿いの板庭入宝坂線本線まで戻る。本線を進むと右手に広場があるのでここで昼食タイムにした。標高が低く日も良く当るのでそれほど寒くはない。カップラーメンを食べた後出発し、今度は右手に原木沢線が分岐していたので探索。こちらはダート1.3kmで集落に降りる。ピストンで戻り本線を進むと下りになったと思ったら舗装路に出て板庭入宝坂線のダートは終わった。ここまで本線ダートは10.7kmであった。今度は県道111号線を南下し、志保ノ湯と湯岐温泉を結ぶ湯岐前林道に進む。ところがここはすでに全線舗装されていた。この先、温泉を入れるチャンスは無さそうなので湯遊ランドはなわで露天風呂に浸かることにした。ゆっくり浸かった後、国道349号線、国道289号線へと繋ぎ、四時川林道へと移動する。手前の十日塚まで来ると右手に井堀林道の標石を見つけた。試しに寄ってみると、ダート0.4kmでゲートに阻まれた。ゲート自体は壊れていて簡単に開くのだが、わざわざ取りあえず閉まっている物を開けて入るのも何なので無理はせず戻る。そして、その先で目的の四時川林道起点に到着した。日もちょっとずつ傾き出してきているせいで初冬の沢沿いのダートは少し淋しい感じが漂う。ダート開始から7.2kmで舗装と右手に藤ノ木沢林道との分岐に飛び出た。ここは右折し沢を渡る。やや登り勾配なりダート3kmで弥太郎林道の分岐広場に飛び出した。ここを左折し沢沿いのダート2.8kmで横川目兼林道の分岐になる。右折し、ほんの少しして左手に仏具山へと書かれた標識を頼りに横川仏具林道に進む。こちらはぐねぐねと蛇行しながらぐんぐんと高度を上げる。路面はやや荒れ気味で薄暗い樹林帯だ。途中、左手に位牌のような形をした岩が現れた。まさか仏具山とはここから由来しているのでは思ってしまうほど怪しい岩がある。だが、由来は山頂付近に咲く仏前に供えるミソハギが由来と何処かで聞いたことがある。やがて樹林帯から脱出すると開け、T字路になった。左手の登りは山頂のアンテナ広場に向かうようだ。試しに右手先の今回の野営地の確認をしておこう!すぐにその広場が現れ、目的地であることを確認する。下の分岐から4.7km地点だ。間違いないので試しに山頂のアンテナ広場も探索してみよう!するとこちらは展望が良く、10台位のライダーがテントを華やかに張っていた。軽く挨拶をして野営地に戻る。ススキが多少あるが申し分ない野営地だ。日が大分傾いてきて、徐々に冷えてきた。早速、テントを張って中でストーブを炊く。何とも言えない安堵感だ。CDなどを聞きながら、ちょびちょびとおつまみとビールを腹に入れる。早めにランタンを灯し、テント内を暖める。しばらくして外を見ると真っ暗になり、見上げると満点の星が澄みきった夜空に瞬いて見える。明日も天気が良さそうだ!いつもどおり手抜きの夕飯で、マーボー丼などを食べてお腹一杯になった。掲示板や携帯にメールでも送ろうと思ったが、ここはどうやら圏外だ。そのうちアルコールもまわって来たので、早目に寝ることにする。寝袋も二重なので寒さはない。
 朝起きるとテントに日が射し、テント内が温まってきて目が覚めた。何とも心地よくこのまま昼まで寝ていたい気分だ。いつも思うが野営ではこの瞬間が一番好きな瞬間だ。しばらくグズグズした後、起きて雑炊などを食べる。テントを撤収し、本日の林道行を開始する。横川仏具林道はここからやや荒れた砂利道になり下って行く。昨日、夕方上がってきた登りよりかは明るい雰囲気だ。ダートと簡易舗装を繰り返しながらトータルダート9km位で舗装路に変わり国道289号線に飛び出した。その手前にも支線があったが今回はパスだ。国道289号線を東に進み四時ダムの先端付近から右折し、横川目兼林道に向かう。途中で林道仲間の健さんからのメールが入ったので掲示板に返事などを書く。実は健さんも一週間前にこの周辺を訪れていて、私はその時の自作地図を数日前に健さんから頂いていたのだ。初めてのエリアなので大変に助かる。しばらくして横川目兼林道のダートに突入し、右手に坂下林道との分岐が現れた。試しに入ると登り勾配になり一本の大木が左前方に現れ、1.2kmでどん詰まりの広場になった。その先は沢になっている。ピストンで戻り本線に戻るとバイクが1台すれ違っていった。次に左手に四時川林道学参支線が現れ、更に本線を進むと錆びて古びた目兼林道の標識が現れた。その先一部開け、廃墟とゲートの閉まった支線が現れる。支線の起点には四時川林道(支)と書かれ、字の下にはマジックで「⇒」と書かれていた。本線は右に上がって行く。その先は展望は無く、左下に沢を見ながら緩やかに下り勾配になってダート7kmで昨日も訪れた横川仏具林道への分岐に到着。昨日と逆のコースで弥太郎林道を上がって行くと、藤ノ木林道との分岐には大勢のライダーが休憩していた。藤ノ木林道との分岐から3.7kmで県道27号線の舗装路に飛び出る。ここを右折し、少し走るとセダンなどが数台すれ違って行く。亀谷地湿原の分岐を左折し、湿原が見えたところで右折。ここからダートの亀谷地林道だ。下り傾斜になり降り立ったところでY字路になる。ここまでダート1.9km。右は廃道同然で、左に上がって行く林道が君田林道になっている。標識もあるので間違うことはない。登り勾配の君田林道を進むと、やがて展望が右手に広がる。更に進むと左に大きく開ける。路面もフラットで快適そのものだ。秋らしい青空と雲が広がり、そのコントラストがとても爽快感を与えてくれる。どちらかと言うと今までが樹林帯が多かったせいか余計にそう感じさせてくれるのかもしれない。気分良く君田林道を走って行くと緩やかに下り勾配となって、起点から5.2kmで舗装路に飛び出る。ここを左折し柳沢集落のところを左折。ここから柳沢林道になって褐色のダートに変わり、登って行くと大きな赤土の広場に到着した。熟年夫婦の高級セダンが1台停車している。すると道を聞かれた。ここは三叉路になっていて地図で確認し直す。熟年夫婦に何処から来たのか聞くと、私がこれから向かう花園神社からだと言う。私が上がって来た道へ行けば舗装路も近いと言うことを教えてあげた。そして私は花園神社方向に進み下って行く。柳沢林道は薄暗く、狭い上にやや荒れ気味で、ダート起点から8.1kmで花園神社に飛び出した。それにしても先程の高級セダンも随分と無理したもんだと驚いてしまった。花園神社は驚く程の人と車で混雑しており、フォグランプを点けてものものしく現れた私の四駆が何か場違いな所に来てしまったと言った具合に感じられる。人々で混雑した花園神社の駐車場の出入り口を鋭角に右に曲がり、すぐに花園林道のダートに突入。正直、ダートに逃れてホッとした。しばらく上がって行くとピークのところで分岐が現れた。さて、どちらだろう?すると左からバイクがゆっくり近づいて来たので道を尋ねる。その方は女性ライダーで一人で林道ツーリングしているようだ。そちらの道を尋ねると5km先で崩落で抜けられないと言う。お礼を言って右手の下りを進む。神社の起点かこちらもほとんど樹林帯の林道で、2.5kmで大金田林道に飛び出した。T字路を左に進み下ること1.2kmで民家のある舗装路になった。ピストンで戻り、逆を進むと分岐から4.5kmで県道111号線の舗装路に飛び出した。ここは右折し少し進んだ所を左折すると君田林道(淵の上林道)に向かうダートになる。上がって行くとT字路になり右手には鎖が張ってある。君田林道(淵の上林道)の下部を進むと左に展望が開け、下り坂のダートを下って3.9kmでダートは終わる。出た所は県道22号線で、ずっと南下するとY字路になり右折。その先、左手の滝石林道は鎖で入れず、更に南下し出口も確認するとこちらも鎖で閉鎖中。舗装路脇には幾つかの林道起点があるがそれらは無視して、県道245号線が国道349号線に近づく頃、右手に大きな入り口の東山林道に辿り着く。入ると0.6kmで分岐になり、初めに左の東山林道支線へ進む。分岐から高度をグングン上げて展望が大きく開ける。まるで山岳林道のような雰囲気だ。下りになって分岐から1.4kmで伐採作業中の看板が出てきたのでここでUターンし、再び本線まで戻る。本線の脇には切り出された大木がたくさん横たわっている。東山林道本線もどんどん高度を上げ、今まで走って来た北茨城の林道群とは一味違った雰囲気をかもし出している。三鈷室山付近まで来て、もうちょっとでこの先の岡見林道の舗装路に飛び出ようとした時、残念ながら分岐から5.1kmで鎖に阻まれてしまった。仕方なくピストンで戻り、東山林道を退出する。ここから里美牧場に向かうと牛の渋滞が待ち構えていた。県道22号線を左折し、南西に向かうと右手に熊穴林道の起点に到着する。急な坂道を上がって行くと、左に熊穴支線があり、直進もここからダートに変わる。こちらは展望のまったくない薄暗い樹林帯だ。路面はぬかるみっぱなし6.2kmで鎖と赤い布が現れた。そして、伐採作業の車がある。仕方なくピストンで戻り、県道22号線を北東に向かって上って行く。カーブの左に荒れたダートが口を開いている。これが岡見支線かと思い、少し入ったが狭い上に廃道のようだ。バックで戻ってその先の猿喰林道の起点に向かう。だが猿喰林道の入り口は夕刻も近いので随分と雰囲気が暗い。もう帰らねば!後で分かった事だが、岡見支線は猿喰林道の奥にあり、周回コースを交えて向こう側の岡見林道の舗装路に抜けていたようだ。その後、奥久慈の袋田の滝辺りで大渋滞に巻き込まれながら下道で帰宅した。


本日一本目の大森林道

旧久慈川林道(県道八溝山線)

八溝真名畑林道

板庭入宝坂線は、眺めがグッド!

四時川林道

弥太郎林道の分岐広場

横川仏具林道の広場

横川目兼林道は、支線も数本あり。

君田林道(この一帯ではお勧め)

柳沢林道(峠に広場あり)

君田(淵の上)林道

東山林道支線(展望抜群のピストン)

東山林道(残念ながら完抜できず)