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HOME > 2000/12/28〜30 走行レポート(奥武蔵〜東秩父〜奥多摩)


 金曜の夜、今年の仕事納めも終わり夜9時に家を出た。出発してすぐにとうとうパワステベルトが切れてしまった。 信号を曲がるのに両手でおもいっきり力を入れないと曲がることができない。 昔のパワステ無しの車の比ではなく車重があるので異常に重いのだ。 前からベルト調整のためのパワステプーリーが壊れていたのは分かっていて、 またベルトが弛んでしまったのかと思ったが、ついに切れてしまったのだ。 パワステは利かなくても力さえ入れれば回るのでそのまま続行して山に向かった。 今回、一番気になっていた奥多摩のある林道から向かう事にした。 そして、林道の入口にでも車を止めて車内泊するつもりだ。青梅街道の青梅を過ぎると次第に山々が見えてくる。 すると突然、私の前を走っていた乗用車が急ハンドルを切って何かをかわして走って行く。 その時である。目の前には、人間らしき物が道路の左車線に横たわっているではないか。 すぐにそれをかわしてハザードを点滅させて路肩に停車し、人間らしき物に近づくと、 後方から来た一台の車が私のサーフの前に停車した。その方も異常事態に気づき止まったらしい。 横たわっている人に大声で声を掛けると頭を動かした。いやー、びっくりした。 ひき逃げされて死んでるのかと思ったら酔っ払って路上で寝てしまったらしい。 「引かれちゃいますよー!寝るなら歩道で寝てー!」と少々冷たく声を掛けると起き上がって歩道に移動してくれた。 先程、私の前に止まった車からは、一人のおばさんが目を丸くして降りてきた。 私が引いてしまったのかというような目付きでこっちを見ている。 私は手を左右に降り、「違います。違います!」と簡単に説明をして、男が移動したのを見て理解したようである。 それにしてもまったく人騒がせな酔っ払いであった。気を取り直して先を進むと、目当ての川井駅に到着した。 まずはここから棒の峰の南にある奥茶屋キャンプ場に向かう。 以前この奥のダートがあるのを知っていたのでどの辺まで行けるのか探索してみる。 舗装からダートに変わり、3.4kmで工事中の場所に突き当たってしまった。やはりダメか! ではその手前の一番の目的地の真名井沢沿いの林道を目指す。入口には林道真名井線と標識が出ている。 沢沿いに走り易いダートを進んで行くとY字分岐に着いた。 だが、右はすぐに作業小屋のところで行き止まりになっている。 分岐から左の道を回り込むような感じで進んで行くと、うさぎが現れた。 うさぎは、私が進む方に逃げるので1km近くも林道を共にした。 ダートの横には平成何年度起工の杭がいくつも現れる。 ところどころで舗装されて場所もあり、交互にダートが現れる。 車内泊の場所を探すのを忘れとうとう林道終点まで行ってしまった。 分岐から4.5kmでトータル5.9km地点だ。仕方なくこの4メートル幅の林道を下る事にした。 月明かりと星明かりで北側の山の稜線がクッキリと浮かびとてもいい雰囲気だ。 以前、何度か夜中の登山をしたことがあるがその時の感覚がよみがえってくる。 昼間ならさぞかし気持ち良い林道だろう。次回また来てみよう。 林道真名井線を脱出して、次の目的地の高水山の北側にある成木沢沿いの林道に向かう。 青梅街道を走り始めてすぐに、今度は交通事故が発生していた。 まさか、先程の酔っ払いかと一瞬焦ったが、場所は違う。 よく見ると若者の乗ったスポーツカーが一軒家の庭先にカーブを曲がりきれずに突っ込んだらしい。 今日は、いろいろあるなー! そして、酔っ払いのいた場所まで来ると、どうやら酔っ払いの男は居なかったので帰宅ようだ。 青梅秩父線の小沢トンネルの手前から目当ての林道を発見して、進んでみる。 林道常磐線と書かれている。今度こそ車内泊の場所を探さねばいけない。 舗装を上がって行くと結局ダートは残っていなかった。どんづまりは、少々不気味なのでここもダメだ! もうこの際、奥武蔵の私が良く行っていた巾着田にしよう!あそこなら怖くないし、快適だ。 この夜中に林道2本を走り、ここから結構離れた高麗川の巾着田に移動した。 到着してからは、腹が減ったのでビーフジャーキーをつまみにビールを飲んでから寝た。 翌朝、6時半に眼が覚めおにぎりとパンを食べて7時に出発。久々に早い出発だ。 始めに高麗駅と武蔵横手の間からダートを発見。ここは数百メートルでチェーンゲートで追い返された。 では、武蔵横手駅の近くから五常滝に向かう林道に入ってみた。 杉の薄暗い植林地帯を沢沿いに進むと、左にダートがあるが開設中の作業道で行き止まり。 真っ直ぐに舗装を進むと民家があるところで行き止まり。 ぐるりと周回して、ダートがわずかに残ってはいたが先程の分岐に戻ってきた。 わざわざこの林道を走るのは無駄だった。 国道299号線に戻り、東吾野駅から北側の道を入る。 山道を上がって行くと、ダート入口があり、ユガテに向かっている。 狭いダートを入ると数百メートルで丸木のゲートにストップされた。汗をかきながらUターンをして脱出した。 更に舗装の山道を進んで行くと、林道間野線などもあったが舗装された入口を見て入るのは止めた。 今走っている舗装自体も実は林道なのだが、この辺の枝道の林道はたくさんあるもののすべて舗装済みのようだ。 一旦、鎌北湖まで下りて、その周辺も探索してみたが舗装とチェーンゲートばかりだ。 この辺は諦めて、東秩父の堂平山周辺に向かうことにした。 県道30号線を北上して、パワステベルトの在庫していそうな車の修理屋などを何軒が訪ねたがどこにもなかった。 最近の流通の良さから今ではどこにも置いてないらしい。 今回は、このまま気合を入れてハンドルを握るしかないようだ。 県道30号線から11号線を通り、腰中集落から都幾川の中力集落に向けて南下する途中にダートがあったが、 歩行者専用であった。そのままグリーンラインの刈場坂峠を系由し、グリーンラインの大野峠に向かう。 そして、白石峠に到着した。堂平山に向かうと大きな駐車場が現れる。 以前は、ここまで登る枝道にもダートが残っていたのだが、すべて舗装に変わってしまった。 駐車場の脇にダートの下る道があるが、今は歩行者専用のダートになっていた。 おまけに周りの木々が伸びて以前の明るいイメージはまったくない。 観測所を往復して、白石峠を通り、定峰峠を目指す。 定峰峠の分岐から北側に少し進むと、牧場用の林道があり入ってみる。 これもすべて舗装で工事中のところから引き返した。 県道11号線で北上し、大内沢のT字路を左に向かう。 西小学校の辺りの白石集落から登谷牧場に上がっていく道を進むと、みかん園を通り、 その先でダートが現れた。待ってましたと思いきや幅広のダートは登谷牧場までは通じてなく、 1kmでどん詰まりの広場で終わってしまった。林道堂平線である。 県道11号線に戻り、まともな道で秩父高原牧場の峠に上がり、遅い昼食を取る事にした。 何と言う峠かは分からないが実に気持ちがいい。あまりにも眺めが良く、 暖かいのでカップラーメンを食べてから夕方まで寝てしまった。 ここでこのまま夜景を見ながら車内泊しても良いのだが、明日の事を考えて移動する事のした。 私の林道行の場合、初日は新たなダートを探索し、 翌日はすでに紹介されているダートを走るというのがパターンになっている。 明日は、名栗湖周辺を行く予定なので、名栗村の炭谷入林道の健さんお薦めの沢沿いの広場を目指す事にした。 日はとっぷりと消え、狭い炭谷入林道の入口を突入した。すぐに左側にトリプルAの野宿地を発見できた。 なるほど!ここなら空も開けていて怖くないし、雰囲気が良い。 では、早速、林道終点も気になるので行ってみよう! ダートは1.5kmで工事中で行き止まりになり、やはり野宿地は先程の広場以外考えられない。 今回、ほとんどダートを走っていないので1.5kmとは言えほんとうにありがたみを感じることができる。 ワインを飲みながらチーズやほていのやきとり塩缶を食べて、カレーライスを温める。 ビールも飲んで、トン汁も食べた。相変わらず変な組み合わせだ。 今回はデザートを買うのを忘れてしまったのがおしいところだ。 ラジオを聞きながらいつの間にか眠りに着いた。翌朝、ハンターの車が数台走ってきて眼が覚めた。 ライスをおかゆにして食べ、名栗湖の奥の有馬林道を目指す。 広河原逆川林道の分岐を過ぎ、舗装の有馬林道を進む。この先には事前情報により大名栗林道がある。 結構な長さがあるので期待して行くと、ダートになる前にチェーンゲートが現れてしまった。 一般車両全面通行止めの看板が出てきてしまった。これでは仕方ない! では名栗ラジウム温泉の先の林道を目指そう。 温泉ホテルの奥に進むと湯基入林道があるのも事前情報で知っていた。 温泉ホテルの庭のような道を進むと通行止めの看板が2ヶ所に現れる。 ゲートなどの規制は無いので入ると、今度は、きついカーブの辺りでまた看板が出てきた。 今度は、関係者以外立ち入り禁止の更に大きな看板だ。さすがにここまでやられては入る事はできない。 ここもすぐに諦めよう!さーて、これからどうしよう?しばらく考え、初日に訪れた奥多摩に向かおう! 地図を見て、とっさに思い付いたのが成木8丁目から石神前方向に延びる林道だ。 林道入口は杉の植林の薄暗い道。更に進むとたたみ屋の看板と斜面に捨ててあるたたみの群れ。 民家もある。更に舗装の登りを上がって行くと、チェーンゲートが現れた。 だが、開いているのでそのまま進む。 ダートに変わり数百メートルでどん詰まりで終わってしまった。 石神前に完抜しているかと期待したが甘かった。 もうすぐお昼なので、奥多摩湖の峰谷川の眺めの良い奥集落で昼飯を食う事にした。 峰谷川沿いの舗装を上がって行き、以前から気になっていた林道峰谷線のモクボ谷へのダートに突入。 ダート入口から所々で、山側からの岩清水がつららを作っている。 そして、そこから流れた水がアイスバーンを作っている。 日陰の冷え切ったダートを上がって行くと、1.9kmで通行止めの看板があり直進はこれで終わりだ。 だが、右側に別のダートが延びている。右を進むと、200mで広場に辿り着いた。 ここからは、谷の向こうに山の尾根が大きく見られる。 広場の左側には更にダートが谷に沿って登って行っている。 200m進むと、山側が崩れていて道が狭くなっているではないか。 通れなくもないが、路肩が信用できないし、Uターンもできそうにないのでバックで広場まで戻る事にした。 先程の道は、まだまだ奥まで続いていうような感じがしたが、無理はできない。 ダートの入口に戻り、眺めの良い奥集落を目指した。以前、鷹巣山登山でキャンプした場所だ。3 台程登山者の車が止まっている。 そして、前にも確認していたどん詰まりの広場でUターンして、また戻ってくる。 ダートは、片道1km程で、今後延びる見込みはまるでない。 登山者の車の後ろに車を止めてカップラーメンを食べる事のした。 今回は、ほんと散々だった。パワステベルトは、ぶちきれ、何処かの林道の行き止まりでUターンしきれずにバンパーをぶつけてへこますし。 ダートはまったくダメだし。でもまあ、この日当たりの良いのんびりとした風景の中、カップラーメンを食べる事ができたから良しとしよう!


林道堂平線

林道峰谷線の支線の広場

大きな谷の向こう側には尾根!

林道峰谷線の本線

凍りついた林道峰谷線

林道峰谷線の奥集落