
今回は、林道仲間のDEEさん主催の群馬雪中林道キャンプに参加するために、一日早く金曜夜から出発する。今回の一番の目的は雪の林道であることが前提。ここのところの晴天続きで目的地の稲含山に雪が無いという事も考えられる。私は次の候補として埼玉県寄りの土坂峠北斜面にある林道坂丸線を偵察することにした。群馬県側から土坂峠に向かって県道71号線を上がって行く。すると徐々に道路脇に積雪が残っているのが確認できるようになる。林道坂丸線起点に到着すると付近には20cm程の雪が積もっていた。しかし、林道坂丸線は全線通行止めの看板が出ている。諦めて起点付近の退避所で車内泊することにした。
6時に起床して軽く朝食を摂って、6時半に目的地の稲含山山麓の那須集落を目指す。国道462号線に降りて左折し、万場町の県道46号線を右折して塩沢峠へ向かって上がって行く。しばらくは幅員のある雪の無い道だが、次第に曲がりくねった狭い道に変わって、積雪も多少だが見れるようになった。大分高度を上げると左手に林道赤久縄線のダートが分岐している。この林道は県道172号線の持倉側からも開設工事中であることを以前に確認しているが、まだ完抜はしていない。塩沢峠に出て御荷鉾スーパー林道との共有部分を少しだけ走る。林道名無村線の出口を過ぎ、少しして御荷鉾スーパー林道と県道46号線が分かれる。ここで御荷鉾スーパー林道は冬季閉鎖されていることが確認できる。付近には積雪20cm位あるようだ。県道46号線を会場方面に下って行くと一気に展望も開けてくる。だが、うかうか展望を楽しんでいてもいられない。路面にはアイスバーンがガタガタになって続いているからだ。会場を過ぎ、再び展望のない道になる。県道177号線との分岐を左に進み、那須集落までは曲がりくねった狭い道が再び続く。残雪もあるので慎重に降りて行くと予定の7時半に那須集落に到着した。小さな橋の付近で停車して待っているとDEEさんのごっついデリバンがやって来た。DEEさんの話では林道稲含高倉線のこの先二つ目のトイレのある広場で仮眠したそうで夜景がとても綺麗だったとのこと。林道自体は雪も結構あるらしい。雪が無いのではと心配していたが、どうやらその心配は無さそうだ。そして、林道好き好き隊のあかさん、sinoさん、あずさ2号さん、モリリさんの車が続々と集合する。とりあえず行ってみようという事で、ここから上の林道稲含高倉線に向かう。細い舗装路から徐々に雪も出てくる。いい感じでチェーンなど着けずにポカポカ日和の中、一つ目のトイレのある広場に到着。ここが林道稲含高倉線起点になっており、鋭角に曲がって14%勾配へと変わる。直進方向にはダートがあるが1kmちょっとのピストン林道であることを以前に確認済みである。本線に進むとダートに変わり、チェーンを着けるか着けまいか悩むところだが、そのうちに二つ目のトイレのある広場に到着した。

ここからは積雪もぐっと増えて25cm位残っている。ここでチェーンを各車装着して、最初にモリリさん私と進むがあえなく撃沈。どうも思ったより雪質がサラサラでトランクションが利かない。変わってDEEさんがトライすると流石にいろいろ車をいじってあるので難なく進んで行く。


その後、モリリさん、あかさん、sinoさん、私、あずさ2号さんの順にかろうじてスタックせずに鳥居峠に到着した。そして、目の前には浅間山などの山々がパノラマとなって出迎えてくれた。


その先の下仁田側はガソリンスタンドのおじさんの話ではかなり荒れていると聞いていたので無理することは辞める。再び一番下のトイレのある広場に戻り、ベースキャンプの設定に取り掛かる。日中は春を思わせる程のポカポカ陽気だったが、日が暮れると一気に寒くなってきた。ベースキャンプの中ではDEEさんが持って来てくれた本間製作所制の薪ストーブが大活躍してくれた。それに、ジンギスカンやお釜で炊いたご飯、やきとりなど、単独でのツーリングでは考えられない程の夕食に感激してしまった。久々に日本酒も効き、眠くなったので全員就寝に就く。寒がりの私は、車内で湯を沸かして湯たんぽをシュラフに入れて寝る。
眼が覚めると、皆さんチラホラと起きだしてテントの薪ストーブに火を点け朝食の用意をしている。私が最後かと思ったが、どうやらまだ寝ている方もおるようだ(笑)。そのうち全員起きて朝食を食べて、撤収に取り掛かると何と雪がチラチラと舞ってきた。帰路は、昨日乾いていた路面も雪で白くなり雪国のような風情を感じながら、みんなで塩沢峠越えをする。


国道462号線に出たところで私は皆さんと別れた。国道462号線を右折し、この先の青梨集落から林道西秩父線に向かう。林道坂丸線との分岐を過ぎ、高度を上げて行くと林道二子山線との分岐になる。

ここから本線をチェーンを装着して進む。矢久峠からダートになり最初はダート路面も見え隠れしていたが、二子山の股峠付近からは積雪も15cm程になってきた。
一箇所小さな雪崩も路面に流れこんで来ていたり、大きな落石が道に落ちていたりする箇所も見受けられる。驚いた事に股峠付近の登山者のための駐車スペースには車が数台駐車している。その先、何度も見ている切通しも、いつもとは大分違う風景に感動してしまった。
せっかくなので林道開通記念碑の駐車スペースで昼食を食べることにする。

いつも定番であるホテイのやきとり缶塩味で雑炊風にして食べる。その後、国道299号線の坂本集落に出て、小鹿野町方面に向かう。県道37号線を南下して大指集落から文殊峠に行けるものだと勘違いして林道大指線に突入。

ダートに入ってY字路が現れた。今回はこの辺の地図が無いのでどっちが何処へ行くのか分からず、とりあえず右の橋を渡る。ここから再びチェーンを装着する。

一部分だが積雪も20cm位あり轍も無いので少々緊張しながら登る。轍は無い変わりに流水構があってかなり荒れている。何とかクリアすると下り勾配になってダート開始から1.6kmで林道は終わってしまった。広場がないので切り返しをすること数回、再びY字路まで戻ると近所のおばあさんが犬の散歩をしている。文殊峠への道を尋ねると、伊豆沢側からだと言われた。やはり勘違いしていたようだ。せっかくなのでY字路のもう一方も進んでみたが、こちらは100m程ですぐに行き止まりであった。県道37号線を再び北上し、1本東側の伊豆沢側から進入する。しばらくすると、林道沢浦線と林道釜の沢伊豆沢線とに分かれる。左手が文殊峠へ向かう林道釜の沢伊豆沢線である。いきなりダートになり部分的に残雪も見られる。

再びチェーンを装着。雪が緩んで斜面から転がった落石が、そこかしこに見られる。そのうち赤土でぐっちゃりした路面を登って行くと不思議な建物が突如現れた。

もんじゅ峠の看板やトイレ、それと不思議な建物というのは長若天体観測所のようだ。朽ち果てたワンボックスカーも路肩に荷物満載で置かれている。文殊峠を越えるとダートも1.4kmで終わり、積雪もたっぷりある下り坂の舗装路に変わる。曲がりくねった雪道には最近のものと思われるジムニ−サイズの轍が付いている。ガードレールが無い部分も多いので慎重に下る。そのうち、雪道もストレートになり、雪も無くなってきたのでチェーンを外した。時刻も4時を過ぎているので今回はこれで終わりにした。今回は荷物をほとんど積んでいなかったため後輪のトランクションがあまり効かなかった。四輪チェーン装着しても、やはり駆動輪側にある程度の重さが無くてはダメだと実感した。タイヤ圧もチューブ入りのタイヤを使用しているので圧をもっと下げれば大分違ったかも知れない。帰路は秩父、飯能を系由して下道を通って帰宅した。
オフ会参加者の皆様、お疲れ様でした〜。
DEEさんを始め、林道好き好き隊の皆様には大変お世話になりました。
また宜しくお願い致します(爆)。