HOME > 2003/9/5〜7 走行レポート 福島 南会津周辺の林道


 5日、夜9時出発。栃木県の川俣湖に午前1時に到着した。ここには何度来た事だろう。 いつもは真冬の積雪期ばかりで、当然ここは通り過ぎるばかり。 勿論、積雪期は馬坂林道などは完全に雪に埋もれている。 林道目的ではなく、栗山村の女夫渕温泉が目的である。今回は、違う! 南会津の林道群をここからスタートするためである。川俣湖の橋を渡ると馬坂林道が起点からダートで始まった。 川俣湖湖畔の真っ暗なダートを進むこと数キロ、車中泊に良さそうな広場が現れた。 最悪の場合、帝釈山峠まで行ってしまうつもりで進んでみたが、 広さもあり崖が迫っている様子でもないのでここに決める。缶ビールを飲んでさっさとシュラフに潜り込む。


 目が覚めると空は雲は多いが明るく清々しい。菓子パンを食って早々と7時に車を走らせる。 しばらくすると左手に崖が現れ、右手は樹木の合間から湖面が度々見ることができる。 緩やかに登り勾配となり、緩やかに下って行く。すると無砂谷林道との分岐が現れた。


 直進側が無砂谷林道で、右に折れるほうが本線だ。 ここは右手の本線へ進む。するとダート開始から13.8kmで再び分岐になる。 ここは右手に進む。沢を渡って登り勾配に変わった。 するとダートから舗装に変わり、高度をぐんぐんと上げて行く。 舗装化が進んでいるとは知らなかったなー。カーナビ画面を見るとどうも様子がおかしい! 気が付くと見覚えのある大きな分岐に飛び出した。そう!ここは田代山林道との分岐広場であった。 カーナビには馬坂林道の道筋しか表示されておらず、表示された道筋のままに走ってしまった。 再び、先程の分岐まで戻るはめになる。今度は間違いなく川俣檜枝岐林道に進む。 序所に風景も開け、右手には神秘的な沼が現れた。


 沼の存在など想像もしていなかったのでちょっと驚きである。 付近には釣り人らしき車も数台見受けられる。沼から先、再び緩やかに緩やかに登って行く。


 風景もどんどん素晴らしくなってきた。そしてついに帝釈山峠に辿り着いた。 ここでは登山者の車も数台見られる。帝釈山峠を越えると県境の峰越林道らしい絶景が目に飛び込んでくる。 とても感動的な光景だ!


 そして、ここから南会津の林道群へ突入となる。 こちらも緩やかに下って行き、後半部分はとてもフラットな路面でついついスピードが出てしまう。 沢沿いを下りきり37kmのダートは終了した。国道401号線に出て左折。 尾瀬キリンテキャンプ場を通り過ぎ、御池ロッジを通過する。 ここには尾瀬を散策する方の為に大きな駐車場がある。 国道352号線を登って、ピークを下って行くと、健さんから頂いた情報どおり右手に広沢林道起点が現れた。 入り口から想像するとすぐに行き止まりっぽい感じがするが、何と完抜の15kmダートが存在するらしい。 TMにも県別マップルにも掲載されていない超穴場的林道である。初めは多少ガレた坂を登って行く。 数キロで開けた峠に到着した。


 左手には支線が分岐しているが、今回は南会津の林道を2日間で走るには、 とてもピストン林道も周っていては時間が足りない。初エリアと言う事でピストン林道は省略することにした。 峠を越えると小雨が振り出してきた。 沢沿いの雨に濡れたダートを緩やかに下って行くのだが、100m置きに流水による横断溝が連続して現れる。


 場所によっては10m置き。一つ一つの深さは大したことはないのだが、ほとんど障害物競走のハードルを越えるような感覚でジャンプの連続だ。これほど走りづらい林道も久しぶりだ。とにかくスピードを押さえて進むのに苦労する。やがて右手の沢が湖に変わり、釣り人の姿が多くなる。この辺りでは視界が開けてきて、15kmの超穴場的ダートは終了した。国道32号線を左折し、先程通過した御池ロッジを再び通過。国道401号線をそのまま北上し、檜枝岐温泉に近づくと右手に緑資源公団が推進する大規模林道飯豊檜枝岐線が分岐している。これは、山形県飯豊町と福島県檜枝岐町を結ぶ長大な二車線舗装道路である。まだまだ建設中で工区が沢山あるので全貌がはっきりしない。はっきり言えることは観光用であると言う事。そこからちょっと先、ふるさと林道平沢線と書かれた横長の大きな看板だったか垂れ幕だったかはっきり覚えていないが目に入る。大規模林道とは別個に存在する林道なのか、共有なのかは確認せずに通過する。いづれにせよ舗装された高規格林道であることは間違いない。後で分かった事だが、この林道の奥には、ふるさと林道事業の補助金で建設されたオートキャンプ場などもあるようだ。伊南村まで北上し、多少迷ったが小塩塩ノ岐林道に進む。


 通行止めと書かれた工事看板が出ていたがウマなどは無かったので行ける所まで進む。 沢沿いの樹林帯ダートを進むこと3.8kmで工事現場にぶつかった。手前に車を止め、カメラを持って近づく。 見ると完全に通行できない状態であった。


 工事のおじさんに許可を得て邪魔にならぬよう写真を撮らせてもらう。 本来ならば14kmのダートを抜けて只見町に向かうはずだったが、災害復旧工事ではどうにもならない。 仕方なくピストンで戻る。国道に出ると小塩塩ノ岐林道の起点とは反対方向に多々石林道もあるのだが、 事前情報では昨今工事で通行できないようなので今回はパスとする。 国道401号線、289号線で南郷村、そして只見町に入る。 そして、時間があれば健さんから教えてもらった深沢温泉の先のピストン林道ダート十数キロの黒谷林道も走りたいところだが、 今回の計画ではあまりにもギチギチの計画になってしまうので、次回いつになるか未定だが、 本名津川林道、それと今回走れなかった小塩塩ノ岐林道と合わせて計画に入れることにした。 国道289号線から県道153号線を右折。 松坂峠の手前、とても静かな田沢集落から林道太田森戸沢線の舗装路に進む。 実は今回一番調査してみたかった林道がこの界隈にあるのだ。だが、林道名はお目当ての林道ではない。 私が調査したいのは広域基幹林道(森林基幹道)鳥越鳥居峠線である。 事前情報では平成12年に開通したばかりの総延長20kmの比較的あたらしい林道だ。 しばらく舗装の林道太田森戸沢線を上がって行くと、下山方面と小林方面とに分かれる。 どちらも舗装のままだが、左手に上がって行く下山方面への道に進む。 しばらくすると右手に苧畑線が分岐している。こちらはダートだがピストン林道で1.8kmでどん詰まりであった。 ピストンで戻って本線に進む。峠状のところを下る途中、今度は左手にダートの下山森戸沢線が分岐している。 雰囲気的に何処かに抜けている予感がしたので進んでみることにした。 幅員は狭く、ススキを掻き分けるように進んで行く。


 すると大曽根湿原という名のこじんまりとした天然記念物に指定された湿原が右手に広がっている。 更に進むとダート4.2kmで何処の道なのか県別マップル見ても分からないが、舗装路に飛び出した。 もしかしたらこの舗装路が広域基幹林道鳥越鳥居峠線なのではと直感した。 とりあえず今来たススキだらけのダートを戻る。 そして太田森戸沢線を下山集落に下って国道289号線に飛び出て終わった。 さて、次に、今度こそ広域基幹林道鳥越鳥居峠線を目指すことにする。 ここから東方向に国道401号線のすぐ北の山に高清水公園という公園があるが、 広域基幹林道鳥越鳥居峠線は高清水公園を通過していることは分かっている。 国道401号線から高清水公園までの区間はすでに舗装されていることも分かっている。 高清水公園というのは、ヒメサユリ自生地でこの林道の売りにもなっている場所だ。 林道の起点が近づくとその手前に名無しの林道が国道401号線からダートで分岐しているのを見つけた。 本線に抜けると思われるので迷わず進む。ダートはかなりガレていて長い間走られていない様子だ。 流水クレパスも口を開いているので落ちないように慎重に通過する。 高度が一気に上がるので後ろには展望が広がる。


 ダートは短く1.7kmで本線の高清水公園に飛び出した。本線を左に進み、鳥越山方面に向かって行く。 天気も良く風景は良いが行けども行けども舗装路が続く。 やはりここも掘削と同時進行で舗装されて開通されたのだろう! 最近の林道開設には、このようなタイプのものが多く見られる。 ある林道事業に関わる方に尋ねたところ、このようなものを同時舗装というらしい。 融雪期、梅雨期が過ぎると流水クレパスが発生する。 その都度、砂利で埋めなければならず、毎年のように維持経費が発生する。 林道が繋がるまで10年掛かったとしたら維持経費も10年分掛かってしまう。 それらの無駄を省く為、そして付近住民の要望により同時舗装されるそうだ。 後半に差し掛かり下って行く途中、先程のダートの下山森戸沢線の終点にぶつかった。 そのまま本線を下ると出口に広域基幹林道鳥越鳥居峠線の開設記念碑を確認できた。


 しばらくして国道289号線に飛び出した。結局、本線にはダートは皆無だった。 再び、国道を東に進み、南郷村の界林道に向かう。最初は舗装の登り坂を上がって行く。 しばらくすると広い分岐になる。TMの地図とはどうやら様子が違う。 左手は廃道っぽい少々荒れたダートが見られ、右手はしっかりした舗装路だ。 綺麗な青い林道標識に界・山神線と書かれている。 とりあえず、右手の綺麗な舗装を上がって行く。残念ながら界林道も舗装済みかなと思ったところ、 TMに記された方向と違う方向に進路を取っていることに気付く。 その頃には見通し悪く薄暗い樹林帯を下っていた。舗装部分は分岐付近とは明らかに違い、 古くからある林道のようだ。ついに板橋集落付近まで下ってしまった。 すると散歩中の二人の地元の方が向こうから歩いてきた。70代のおやじさんと40代の男性。 界林道を尋ねると、分岐の左側がそうだと言う。そして、鳥居峠は通行止めとのこと。 ほんの二言三言しゃべっただけだが、妙に変だ!仕草といい、言葉使いといい怪しい。 最後に「気を付けて〜!」と送り出されたが、その40代の男性の色白でオカマチックな雰囲気に思わず車内で噴出しそうになってしまった。 とはいえ、とても助かる情報を頂き、再び6km程度の道のりを分岐まで戻る。 普通なら、廃道っぽいので入るのに途惑う林道入り口だが、TMに記されていて、玉川林道、大窪林道と接続している貴重なダートなので安心して進む。


 濡れたススキが行く手を阻む。バイクでも狭いと感じることだろう。 そうそう、界林道の呼び方は「サカイ」と読む事が先程のオカマチックなおじさんによって判明した。 それまでは、てっきり「カイ」と思っていた。私の林道仲間にカイさんという方がいる。 「カイさん元気甲斐!甲州名物、元気甲斐弁当食ってるカイ?ほんまカイな、そうカイな。 引越しのサカイー!」などと、つぶやきシローのようにジョークをつぶやきながら進む。 と、くだらないジョークを言っているうちに路肩が崩れかかった場所を通過してしまった。


 危ない危ない!ふざけている場合じゃない!真面目に運転せねば! そして、真面目になり4.7kmで駒止峠方向と玉川林道方向とに分岐点に到着した。 ここまで来てようやく幅員が広がった。ここは左手の玉川林道に向かい、2.1kmで大窪林道が分岐。


 右手登りの大窪林道に進むと稜線上と思えるフラットダートが続く。 霧雨が酷いのが残念だが、先程の界林道と比べると快適そのものだ。 玉川林道分岐から3kmで駒止湿原へのピストン林道が右手に分岐するが、それはパス。 そして、駒止湿原分岐から5.4kmで畑小屋線が左手から上がって来ている。


これは後ほど健さんのレポで確認した。


 それもパスして緩やかに下って行くと、畑小屋線分岐から8.1kmで舟鼻峠に飛び出した。 結局、界林道から乗り繋いで、23.3kmのダートを楽しむことができた。 鼻舟峠付近は道が立体交差し、複雑なのでちょっと分かりづらい。 釣りに訪れた四駆の方に田島方面の道を尋ねられる。 私は県道346号線を東に1km程進んだところから左手に分岐する木賊平・土羅入林道に進む。 県別マップルでは北側の国道401号線や国道400号線に抜けている。 しかし国有林林道で入り口には一般車両通行止めと書かれている。 鎖は外れているので試しに進んでみた。しばらくして壊れて曲がったゲートもあったが開いている。


 ほんのちょっと進むつもりが序所に先細りになり、結局5km程進んでしまった。 途中には二つ程支線もあったがどちらも怪しい。「まったく、ヤブだらけの最悪な林道だなー!」と、つぶやく。 「そういえば、つぶやきシローを最近テレビで見ないなー!」。 「つぶやきシロー」じゃなくて、「壷焼シロー」のほうがヒットしそうな気がするが!そんな事はどうでもよい。 入り口の鎖が閉められたら大変なので戻る事にした。Uターンしようとしたら左サイドミラーが枝に当って倒れた。 ミラーが倒れたまま、感でバックする。と、その瞬間後ろから「バキッ!」っと嫌な音がした。 嫌な予感的中!マフラーが岩に接触して、脆くなっていた溶接部分から折れてしまった。 どうやら「壷焼シロー」はヒットするようだ!やはり、こんな道を入ってしまったのがいけない。 入ってしまった罰である。再び廃道じみたススキの多い狭い道を戻る。 折れた部分は消音器より後方なので排気音は幸い変わらない。せめてもの救いであった。 藤壺マフラーならぬ、壷焼マフラーになってしまった。
再び舟鼻峠に戻り、国道400号線を北西に進路を取る。 夕方も近づき、昭和温泉しらかば荘で温泉に立ち寄り湯することにした。 ゆっくり浸かった後、これから向かう場所が携帯圏外の可能性もあるので掲示板などにここで書き込みしておく。 そして、国道401号線系由で県道32号線柳津町の漆峠林道起点を目指す。 日が暮れて完全に真っ暗になり、県道32号線の途中の境ノ沢付近では林道名は忘れてしまったが舗装された林道が漆峠方向に延びている。 ここはパスして、しばらく走るとこじんまりとした集落の脇から右手に舗装の林道が分岐している。 ここも漆峠方向に地図では繋がっているが、パスして前田集落まで進む。 県道を右折し、すぐに道案内が分岐に現れた。右手は展望台で左手が漆峠のようだ。 車中泊地を漆峠辺りと決めていたので左に進む。 が、狭い民家の脇道を通過するとほとんど走れらた痕跡のないジメジメのダートになった。 首をかしげながら進むと、とうとう行き止まり。しかも杉の植林帯で真っ暗。 補助のバックライトは未だ装着していないので後方は全く見えず。 こんな時、補助のバックライトは必要だ!幸い、ルーフにはサーチライトを装着しているので、 後方を照らすよう向きを変える。これでバックできる状態になった。バックのまま分岐まで戻って右手に進む。 すると待望のダートに変わり、走り易いフラットダートを進んで行く。しばらくすると分岐になる。 右手の暗闇に道が直角に分岐しているようだ。ここもサーチライトで右手を照らす。 するとこちらにもダートが続いているようだ。県道32号線に抜ける道なのだろう。 本線に進み、4km程だったか記憶が薄れて定かではないが、広い舗装路の分岐に飛び出した。


 ここが漆峠である。時刻はすでに午後8時。ここが今晩の車中泊地だ。 直進側の海老山林道側は2車線の完全な舗装路。右手は何と緑資源公団の大規模林道飯豊檜枝岐線の第10工区となっていて立ち入り禁止。 奥でトンネル工事をしているようだ。その入り口に車を止め、車中泊することにした。 峠と言っても眺めは無く、道が分岐している平坦なピークのみ。 幸い、テレビが受信できたので、夕飯を食いながら退屈しのぎになる。 ナインティーンナインや杉田かおるなどが出ている番組では、かなり笑わせて頂いた(笑)。
 翌日、目が覚めると大型ダンプカーが工区に続々と入っていく。 軽く朝食を食べ海老山林道方向に下って行く。本来ならばこの部分も海老山林道だったのかも知れないが、 現在は2車線の完全舗装路でTMには掲載のない大規模林道飯豊檜枝岐線として新鶴村方面に向かって延びている。


 しばらく下ってようやく右手斜め下に下るダート部分の海老山林道が分岐していた。 だが、残念なことに災害復旧工事をしているようで、国道401号線には抜けられないようだ。 試しに1km程進んでみたが、ダンプカーの轍がヌタヌタダートに続くばかり。諦めて引き返す。 再び大規模林道を下って行き、右手に大岩集落に下る舗装路が分岐していたのでそちらに下る。 国道401号線に出て、博士峠方向に進む。松坂トンネルの手前から宮川ダム方面を調査したかったが立ち入り禁止区域になっている。 宮川ダムやその奥にある広域基幹林道(森林基幹道)大滝線(総延長16km)の工事の為だ。 広域基幹林道大滝線と言えば、オオタカなどの生息地になっていて裁判で問題になった掘削中の林道だ。 住民が反対するのは林道開設そのものより、ダム建設であるように感じられるのは私だけであろうか? この裁判では「オオタカ生息地」という伝家の宝刀も脆刃であったようだ。 利便性を取るか、自然を取るかはとても難しい問題である事は確かである。



 さて、再び博士峠に向けて国道401号線を上がって行こう! 峠付近では、やはり広域基幹林道大滝線の起点がゲート閉鎖で左手に分岐している。 ここから見る限りではフラットのダート続いていた。 峠を下って喰丸トンネル系由で国道400号線を昨日も通過した舟鼻峠方向に向かう。 喰丸トンネル付近では雪崩防止の為のスノーシェッドが幾つも見られる。 いや、雪崩防止と言うのはちょっと語弊があるかも知れない。 雪崩が発生したら頭上の屋根を通過させて谷に落とすトンネル状の設備のことだ。


 その先、途中の資材置き場と思える空き地面白い物を見つけた。 偶然にも垂直法面に使われるプレキャストL型擁壁のコンクリートブロックが無数に転がっている。


 現場に施工された物を見ることはあっても、単体で見るのは初めてである。
 田島町に下る道は狭い上に蛇行を繰り返す。 国道289号線を右折し、今回最後のエリアである広域基幹林道七ヶ岳線を目指す。 針生集落を越えると広域基幹林道七ヶ岳線の標識が左手に現れた。


 バイク集団が私の先を先行する。起点からダートになっていて1.7km程で最初の分岐になった。 バイク集団は本線に向かうようだ。私は試しに左手の向山林道に進む。 なかなか開放感ある草原地帯を抜けると1.3kmで更に分岐になる。


 この辺りは開拓地になっているようだ。右手の登りのダートを進む事0.7kmで池が現れた。


 その先はススキの原っぱが広がり妙に秋を感じる。 ダートは砂利の粒が大きくなってススキ地獄となりとても進める状態でない。 諦めて七ヶ岳林道本線まで戻る。


 本線ダートは深砂利で幅広く、どんどん登って行く。次第に左手に展望が広がる。 すると先程の分岐から5.5kmで大きな広場状の分岐点が現れた。 ここには七ヶ岳の登山道の他、左手に廃道と富貴沢林道、そして直進が本線が延びている。


 後で知ったのだが、マッドスロウさんの情報では廃道が池から繋がる黒森山林道とのこと。 勿論、通行不可である。富貴沢林道はここから見る限り舗装が続く。諦めてパス。 ここもマッドスロウさんの情報で後から知ったのだが、舗装は、しばらくしてダートに変わるとのこと。 ちょっとおしい思いをした。その後、本線は直線的に進む。カーブを曲がると再び直線が続くといった具合である。 とても走り易く快適そのもの。


 すると開通記念碑と七ヶ岳が見られるピークに達する。車も数台駐車できる広さがあり、 とても風景が良い場所だ。車中泊でもしたくなるような場所である。 その後、時折広がる下界の風景を見ながら緩やかに下り、富貴沢林道分岐から7.8kmで舗装路に飛び出した。 本線ダートは15kmであった。その間、舗装の支線も左手に下っていたがパスした。 舗装路を左折し、中山峠とは逆方向の国道に下る。国道121号線を山王峠方向に進むと、 国道352号線と分岐してすぐのところの荻野集落で広域基幹林道荻野釜沢線の標識を発見した。 ものはついでと荻野集落から入ってみることにした。 丁度、付近住民のおやじさんが歩いて来たので林道について聞いてみた。 すると広域基幹林道荻野釜沢線はこの先で行き止まりとのこと。 工事は予算がないので中止になったとのこと。実際には中止なのか休止なのか分からないが、 とりあえず行き止まりまで行ってみることにした。


 しばらく進むと静かな沢沿いから離れ、高度をグングンと上げて行く。 舗装されているが谷がスパッと切れ落ちていて迫力満点。谷向こうの山々が大きく連なって見える。 中々展望が良いじゃないか!するとダートが現れた。だが100m程進んだところで掘削もストップしている。 工事車両も無く静かな場所でいきなり終っていた。


 TMでは反対側の大川林道側の栗生沢集落から6km地点に広域基幹林道荻野釜沢線が繋がる予定になっている。 今回は、これくらいにして帰ろう!塩原温泉を通過し、西那須野塩原インターから東北道で帰宅した。